2010年07月07


今日は七夕様の日、旧暦を新暦に持って来ているので七夕が梅雨の真っ最中になってしまっている。
旧暦のまま残しておくと8月10日前後になったはずで、梅雨も明けており天ノ川を見るチャンスは
俄然増えると思うが、阪神間では天ノ川が見えることはない。そんなことを考えながら高御位山に向かう。

何の意味があるの
内容を見れば腹が立つだけの”新日本百名山”を出版して金儲けをしよとしているだのオヤジが高御位山に登っただけで何で記念板を設置するのか。目障りな物を立ててハイカーを不愉快にするだけだ。新日本百名山がムカつく理由は藻岩山を参照。
下山後の駐車場で
丁度、下山して来たビール腹のハイカーに挨拶すると話しが弾んでしまい、陽が暮れるまで喋ってしまう。ビール腹のメタボオヤジだったので、さぞかしスタミナがないだろうと思っていたが、トレーニングは高御位山縦走往復8時間、アルプスに行けば10日間は山篭りするとか。オヤジは気に入った山には何度も行くらしいが、百名山、ピークハントには興味が無いらしい。俺はピークハンターなので同じ山にはリベンジ以外は行かない(高御位山は別)のが気持ちの通じない点だった。
Road Map :加古川市、高砂市の市境にある山、播磨アルプスとしては姫路市まで伸びている。
Route Map:長尾登山口から登り、長尾奥登山口まで周回する。
周回コースタイム:1時間24分
駐車場向かいには新しい道標が整備されていた。
”阿弥陀新池”の駐車場に車を停める。土日ならハイカーの車で一杯であるが、今日はハイカーらしい車は2台のみ。
良い山容の山なのだが、写真に民家が入ってしまうので標高がバレバレになってしまう。
スラブの道が続くので連日の雨でも泥濘は無く、快適に歩ける。
登り始めから展望は開けているが、ここでも送電鉄塔が味気ない。
ちょっと難しい岩の手前には迂回路もあるが、迂回路は遠回りなだけ。ここは直登して楽しむ。
登り途中から山頂展望岩を見る。
ここから見る高御位山は山城の城壁の様だ。
縦走路に出る前のちょっとした枝道を通り”高御位山”(304m)に着く。今日の山頂には珍しくハイカーが居ない。
嫌な物を見てしまってムカムカしながら。長尾奥への尾根筋に降りて行く。以前はこんな案内板は無かったが、最近は良く整備されている。
同じ立てるならハイカーの役に立つものにして欲しい。
下山に入ると噂に聞いた火星ちゃんの登頂記念があった。あんな著作権儲けのオヤジを崇拝する者がいるんだ。著名人でも何でもないオヤジの記念板を勝手に立てて良いのなら、勝手に塗り潰しても良いはず。
目障りなので黒ペンキで塗り潰しておいた。皆の思いが通じたのか数ヶ月後。この看板は撤去されていた。
急斜面の一枚岩にはフィックスロープが新たに設置されていた。
こんな場所はロープに頼らず下りるのが楽しいのであるが、雨の日なんかはクロゴケが滑り易くなるので、助かると思う。
岩盤剥き出しの急斜面を下っていく。
終始、展望良く、いつ来ても楽しい道だ。
長尾奥の馬ノ背より歩いて来た尾根筋を振り返り見る。
山頂のテッペンからとはとはいかなかったが”ダイヤモンド鷹ノ巣山”を見ることが出来た。
長尾奥へは何度か下っているが、ここから登ったことがない。入り組んだ集落の奥に登山口があり、しかも何の表示もない。竹林を抜けて畦道から出てきたのが写真の場所。
そして集落内の道路に出るが、どこにも登山口の表示が無い。登りに使うならこの写真風景を覚えていくしかないだろう。(地元の人に聞いても意外と登山口を知らない場合が多い)
誰の役にも立たない看板なんぞ、勝手に立てるなよ!
播磨アルプス
兵庫100山』   陽の長いこの時期、会社帰りに一登り。
たかみくらやま

〔087〕高御位山 (304m)

兵庫県加古川市
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